当教室では、答えは教えません。勉強の仕方を教えます。人生100年時代ですし、技術進歩の早い世の中ですから、学んだことは古くなりますし、一生学び続ける必要があります。
必要なのは技術ではなく、勉強の仕方を身に付けることです。テキストを読む、読んでロボットを組み立てる、何が求められているのかを理解しプログラムを書く、失敗箇所を特定する、質問の仕方を学ぶということの繰り返しで自分で勉強する力をつけます。自分で勉強できる賢い頭を育てます。
ロボットを組み立て、プログラムを書いて、さあ張り切って動かそうとしても、ロボットが動かないことがあります。ロボットは大きさ、重さ、光や音など様々な条件を考えないと動かないのです。これがロボットプログラミングの楽しいところ。
何がいけないんだろうと、考えること、試してみること。それは皆さんが毎日の生活や仕事でしていることではありませんか。私たちは生活上や仕事上の問題があったら「調べてみる。」「やってみる。」「うまく行く法則を見つける。」「人と相談する。」ということをしていると思います。勉強とはこのような生活や仕事で役に立つ力を身に付けることです。
安全な環境で、失敗を経験し、何があっても立ちあがれる自己肯定感の高い子、諦めずに考え抜く子を育てます。
ロボットもプログラムも正解は一つではありません。一つの正解にたどり着くのではなく、オリジナルのロボットを作っていくことを大事にします。ロボットに工夫をしたい子、プログラムに工夫をしたい子、コースを改良したい子。その子の良さを見つけて伸ばしていきます。
これからの社会に必要なことは、人と違う価値を生み出すこと。人と違うことを恐れずにやってみるという態度を育て、一生食べていける力を身に付けます。
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